void tRrlm();//ボイド・テラリウム 無限廃墟にたちむかうアイテム特化ビルド

日本一ソフトウェアが送る、HtoL#NiQ-ホタルノニッキ-より続くおんなのこがひどい目に遭うシリーズ(?)の最新作、

void tRrLM();//ボイド・テラリウムの記事です。
シナリオ考察等ではなく、無限廃墟を深く進めるためのスキルビルド等についての考察、攻略記事のつもりです。
ストーリークリアしてある程度クラフトボーナスとか埋めた人が読む感じのだとおもいます。
※昔の記事を移設してきたものとなります。

・無限廃墟とは

 ストーリー終盤に開放されるやりこみ要素のひとつです。
 大きな特徴としては、
 ・他ダンジョンに登場する(ボスユニットを除く)すべてのエネミーが出現する
 ・トリコちゃんを取り巻くテラリウム内の環境変化が起こらない
 ・特定シナリオを進めるためのキーアイテムがドロップしない
 ・トリコちゃんの食べ物となるアイテムがドロップしない
 などの要素があります。
 
・踏破階層、条件等について
 筆者自身挑戦しつつ様々なスキルビルドを試していますが、現状終わりが見えていません。
 115階層までは確認しましたが、それ以降はエラー落ち多くてきちんと把握できていないです…。
 
・特殊なアイテムや資源等のドロップ情報について
 特に変わったものは落ちないです。
 本当にやりこみ要素としての側面のみのようです。
 
・じゃあなんで挑むの
 作られてる以上やりこみたくなるじゃないですか…。
 
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・スキルビルドについて
 終わりのみえない長期戦に挑むためのスキル構成が望ましいです。
 ATK強化や火力スキル等の一辺倒な構成ではなく、生存:攻撃で7:3程度のバランスが望ましいでしょう。
 ここで筆者が提案するのがアイテム特化ビルドです。
 
・アイテム特化ビルドとは
 広大なダンジョンを探索していく上での決め手のひとつとなるのが物資の数です。
 アイテムの引き出しが多ければ多いほど、状況に対する適応力が増すためです。
 アイテムを多く拾い集めるためのドロップ率増加スキル(ミートハンター・メカハンター等)、
 ドロップさせたアイテムを多く収集していくためのリュック拡大をピックしていきます。
 ただしこれだけでは変なジェルとか悪くなったバッテリーとかがごてごてするだけで戦えないので、
 火力面を同時に補強していく必要があります。
 しかし、ドロップ増加とリュックを同時に確保していく行程は長く、他のスキルで火力補強を多く積むことは難しいです。
 そのため、なるべく効果量の多いスキルを少ない数で賄う必要があります。
 火力系ビルドの場合は状態撃+状態追撃やスキルソルジャー系で火力を済ませてしまう為、
 スキルのピックに余裕がありますが、アイテム特化だとそうもいきません。
 そこで注目するのがこれらのスキルです。
 
~パッシブスキル~
 ”キャラメイク”
 所持しているアイテムの種類、数により様々なステータスボーナスを貰えます。
 特に大きいのがクリティカル発生率で、アクセサリ2種類を確保するだけで確定クリティカルとなります。
 他にも道具類を多く収集していくことでクリティカル威力も伸ばすことができ、実質ダメージボーナスとして扱えます。
 
 ”アイテムを盾に・アイテムを剣に”
 所持しているアイテム数に応じてダメージカット、ダメージボーナスを貰えます。
 効果は重複していくためアイテム特化で火力を切った場合でも驚異のダメージを叩き出します。
 
 ”緊急事態”
 自身のENが0になった際にフロア内のアイテムすべてを自身の周囲に引き寄せます。
 序盤の動きとして強く、アイテム確保を済ませてから探索に移れるため戦闘における行動択の確保に役立ちます。
 また副次的な効果として、フロアから引き寄せたアイテムの総数から同フロアにおけるモンスターハウスの存在を
 早期から探知することもできる、などのメリットがあります。
 このスキルを使用する場合は、EN消費軽減系やバッテリー効果上昇などのスキルを極力排しておくことで、
 繰り返しの使用をしやすくすることが望ましいです。
 ポット系アイテムは使用するとENを10だけ回復するため、フロアを跨いでの複数回使用に一役買ってくれます。
 
 ”リュック拡大”
 このスキルビルドの肝です。
 これをいくつ積めるかが火力、耐久力そのものを左右するといっても過言ではありません。
 初動で上記スキルがなかった場合はなるべくこちらを優先していきましょう。
 
 ”吸収系・自動回復系”
 ダンジョンを進んでいく上で問題になるのはHP管理です。
 序盤は苦労しづらいものの、中盤以降自分の最大HPが多くなってきた際にリペアキットでは回復が間に合わなくなります。
 アイテム再利用系スキルでも回復はできるものの、確率が絡む上ターン数が多くかかってしまうのもネックです。
 こちらは戦闘中での回復力、適応力も高いので優先とさせていただきます。
 
 ”ダメージ反射系”
 必然的に火力が低くなる初動を助けるスキルです。
 相手の火力にも依存してきますが、複数積むことにより十分なダメージソースとなります。
 
 ”ビットくん”
 こちらもダメージソースとなり得るスキルです。
 単体では効果量も大したことがありませんが、反射と組み合わせることで十二分のダメージ元になれます。
 また、複数アイテムを所持しやすいことビルドでは(拾えれば)加速ポットなどと組み合わせることで複数の敵を
 触れることなく処理することも可能です。
 ”基礎ステータスアップ系”
 筋肉だけは裏切らない(金言)。
 生存を重視し、アイテムによる火力補助を目的とするこのビルドにおいての優先順位はDEF>HP>ATKとなります。
 
~アクティブスキル~
 ”グラビティ”
 同一部屋内の敵を吸引し、ダメージを与えた上で自身の体力を回復します。
 逃げていくローチ、ボックス系の敵やテレポートを繰り返す敵などに有効です。
 また、モンスターハウスに当たった際に通路際で使用することで、疑似的な回復ソースとしても使用できます。
 
 ”オーバーヒート”
 とくこうが がくっとさがった!▼
 自身の最大HPの半分をリスクダメージに、同一部屋内の敵すべてに最大HPの90%分のダメージを与えます。
 また同時に周囲にリペアスモークを設置します。
 ビットくんやグラビティと組み合わせることでモンスターハウスを焦土にする動きが協力です。
 ただし、同時に複数のドロップ判定や撃破エフェクトが出る為か非常に重くなりやすく、
 フロア内の殲滅が不十分の時にモンスターハウス等で発動すると高確率でエラー落ちする点に注意。
 
 ”ブルズアイ”
 目の前の敵に必中の確定クリティカルダメージを与えます。
 おそらくこのゲームで一番使えるアクティブスキル。
 ここ外したら死んじゃうってところから目の前の虫を屠るのまで便利に使えます。
 こちらはロボカスタムで積んでおくことをおすすめします。
 
 ”ホロデコイ”
 正真正銘一番やばいスキル。
 自身の最大HPの3割を消費し、ダミーを生み出した上で自身は少し離れた場所にワープします。
 敵のターゲットを引いて動き回ってくれるため、安心して逃げたり不意打ちが狙えます…
 なんてところはこのスキルの本質ではありません。
 このスキルで生み出した自身のダミーは、なんと自分で討伐することが可能です。
 このダミーのステータスやレベル等はもともとの自身のものを参照するため、
 ホロデコイ発動→討伐の流れを複数回行うことで高速でレベリングが可能です。
 アイテム特化ビルドの必要スキルが多い問題はこのレベリングで解消します。
 エラー落ちで失うといちばん辛いスキルなので、確保できた際は速やかに上のフロアへ…。
 
・ロボカスタムについて
 レベリングの肝となるハンターが確定です。
 あとはアイテムパック関連を多く持つショルダー、メディック、ガッツから選択するのが良いでしょう。
 拡張についてはローチ処理用のブルズアイ確定、必要スキルの選別に一役買う抽選枠追加、Wゲットチャンス、☆1抽選率ダウンからの選択が良いと思います。
 
・立ち回りについて
 初動はリュック拡張やDEF強化などの生存、アイテム収集の軸となるスキルをピックしつつ、
 フロアをくまなく回って種となるアイテムを確保します。
 武器はキャラメイク獲得時のダメージソースになるため複数個の確保が望ましいです。
 アクセサリは2個あればキャラメイク獲得時にクリティカル上限に届くため、過剰に確保する必要はありません。
 ダメージカットに関してはほとんどの場合で上限の95%カットに届くため、防具は汚染を嫌わないのであれば
 あまり多く確保しなくても問題ありません。
 序盤でリュックのポケットを十分拡張したら、緊急事態→ポット使用でフロア周回を短縮+アイテムの取捨選択を進めます。
 ビットくん使用時は隣接した敵を起こしてしまうため催眠粒子散布装置は優先度が低くなります。
 アクティブスキルにブルズアイをセットしている場合はエンペラーポットを確保しておくと保険になります。
 この過程でホロデコイを獲得できた場合はフロアに居座り、デコイを倒し続けることでのレベルアップをします。
 この工程で十分なレベルを確保しておくことでゲームバランス崩壊スキル収集の難易度を下げます。
 終盤、十分なステータスを確保した後はフロア内の普通の敵など取るに足らないでしょう。
 ただし、唯一警戒しなければならないのがトゲロボの存在です。
 過剰なダメージボーナスを確保しやすいアイテム特化ビルドの場合、不用意に殴ってしまうと一撃で倒されてしまいます。
 そのため反射やビットくん、投げものを使って対処していく必要があります。
 また、周囲にトゲロボを含む複数の敵がいる場合、死神のかまや回転切り等で同時に攻撃した場合、
 死亡エフェクト(プシューという音やカメラ移動)等は発生するものの生存するバグ?仕様?のようなものを確認しています。
 また、階層を進むごとにエラー落ちの発生率が徐々に高くなっていくので、重要なスキルやアイテムを確保した際は
 横着せずに次のフロアに進むことが重要です。早くバグ治ってほしい…。
 無限の名が示すように、現状終わりが見えていないダンジョンなので、超長期的な視点でアイテムの取捨選択をすることが重要です。
 
・おわりに
 いかがだったでしょうか。すごくわき道にそれたスキルビルドですが、組みあがった際の安定性は随一かと思います。
 進むにつれて蹂躙している気分になる+エラー落ちが頻発するようになりますが、終わりの見えないダンジョンを堪能してみてはいかがでしょうか。
 ここまでお読みいただきありがとうございました。
 みんなもトリコちゃんにやさしくしてあげてね。